メールに書かれている「URL」や「リンク」は、本物そっくりに見えても押さないでください。
だます仕組みと、押す代わりにすることを説明します。
まちがって押してしまったときの対処も合わせてお伝えします。
なぜ押してはいけないのか
「URL(インターネット上の住所のようなもの)」は、押すと別のWebサイトに移ります。
問題は、悪意を持った犯人が、メールの差出人や見た目を本物そっくりに作れることです。
このような偽メールを「フィッシングメール」と呼びます。
銀行・宅配業者・通販サイトなど、誰でも名乗ることができます。
本物そっくりに作られたWebサイト(詐欺サイト)に連れて行かれます。
そのサイトでパスワードやクレジットカード番号の入力を求められることが多いです。
そこで入力した情報は、そのまま犯人の手に渡る可能性が高いです。
ですから、メールに書かれている「URL」や「リンク」は押さないことを推奨します。
正しいメールが届くことのほうが多いです。
それでも見分けがつかないときや心配なときは、押さないほうが無難です。
押す代わりに、こうする
メール本文の「URL」は押さず、必要なサービス、Webサイトは別の方法で開いてください。
代わりに使ってほしい方法は3つあります。
1. 「公式アプリ」を使う
銀行・宅配業者・ショッピングサイトの多くは「公式アプリ」があります。
ホーム画面のアプリから開けば、より安全です。
2. 検索して開く
「ブラウザ」でサービス名、Webサイト名を検索します。
「ブラウザ」とは、インターネットを見るためのアプリです。
「Safari」や「Chrome」などが代表です。
検索結果からWebサイトを開けば、メール本文の「URL」より安全です。
3. 「ブックマーク(お気に入り)」から開く
よく使うサービス、Webサイトは事前に「ブックマーク」しておきます。
「ブラウザ」で「ブックマーク」から開けば、メール本文の「URL」より安全です。
まちがって押してしまったら
押してしまったときは、まず落ち着いてください。
押しただけで深刻な被害が起こることは多くありません。
とはいえ、リスクがゼロというわけではありません。
特に注意したいのは、押した先のWebサイトでなにか情報を入力してしまった場合です。
早めの対処が安心なときがあります。
具体的な手順は、別の記事でまとめています。
入力した情報の種類ごとに、すぐにする対処を順番に書いています。
詳しくは あやしいメールのURLを押してしまったときの応急処置 をご覧ください。
どうしても本物か確認したいとき
メールの内容が本物かどうか、気になることもあると思います。
たとえば「ご利用代金のお支払い確認」や「荷物の不在連絡」などです。
そのときは、次の手順で確認してください。
- メールに書かれている「URL」は押しません。
- 該当サービスの公式アプリを開きます。
アプリがなければ、サービス名を検索して公式サイトを開きます。 - お知らせ欄や、マイページで、同じ通知があるか確認します。
- 公式アプリや公式サイトに同じ内容がなければ、そのメールは偽物の可能性が高いです。
電話で問い合わせる場合は、メールに書かれた電話番号にかけてはいけません。
必ず公式サイトに載っている電話番号にかけてください。
次に怪しいメールが届いたら、「URL」は押さずに削除してください。
判断に迷うときは、誰かに相談してから動いてください。