スマートフォンやパソコンでサイトを見ているときのことです。
「スタート」や「OK」と書かれたボタンが出ることがあります。
自分が使っているサイトのボタンに見えても、別の会社の広告のことがあります。
押す前の見分け方と、広告が消えないときの閉じ方を説明します。
なぜそうなるのか
無料で読めるサイトの多くは、広告で運営されています。
そのため、ページを開くと広告が表示されます。
中には、サイトの一部に見えるよう作られた広告もあります。
悪いものばかりではありませんが、まぎらわしいものもあります。
「スタート」や「OK」のボタンに注意
広告の中には、押すボタンの形をしたものがあります。
「スタート」「OK」「今すぐ視聴する」などの文字が書かれています。
自分が使っているサイトのボタンに見えることがあります。
でも、別の会社の広告のことがあります。
押すと、別のサイトの入力画面に進むことがあります。
そこでクレジットカードの番号を入れてしまう例があります。
それで契約が成立してしまうことがあります。
国民生活センターには、こうした相談が多く寄せられています。
知らないうちに海外の会社と契約していた、という内容です。
こうした契約は「サブスク」と呼ばれることがあります。
「サブスク」は、使い続けるあいだ料金がかかる契約のことが多いです。
広告かどうかの見分け方
ボタンの近くを、よく見てください。
枠の端に小さな「×」印があれば、広告のことが多いです。
これは、その広告を閉じるための印のことが多いです。
ただし、「×」が見当たらない広告もあります。
ボタンを押して別の画面に移ったときは、表示を確かめます。
移った先のサービス名が、元のサイトと違うことがあります。
そのときは、それ以上進まないでください。
もとの手続きは、公式サイトから進め直すと安心です。
画面いっぱいの広告が消えないとき
画面いっぱいの広告が、急に出ることもあります。
あわてて操作しなくても大丈夫です。
ここでは、ブラウザでの操作を説明します。
ブラウザとは、インターネットを見るためのアプリです。
iPhoneの「Safari」、Androidの「Chrome」などです。
どちらも、機械に最初から入っているブラウザです。
次の順番で試してください。
- 広告のすみに小さな「×」がないか探します。
- 「×」を見つけたら、そこを1回だけ押します。
- 消えないときは、ブラウザの戻る矢印を押します。
- それでも消えないときは、開いているページを閉じます。
うまく消えなくても、機械が壊れたわけではありません。
「ウイルスに感染しました」といった警告が出ることもあります。
これは「サポート詐欺」(偽の警告で電話やお金を要求する手口)のことがあります。
閉じ方が少し異なるので、下の「関連する記事」をご覧ください。
それでも消えないとき
広告がどうしても消えないときは、次の方法も試せます。
- ブラウザをいったん終了して、開き直します。
- ページをもう一度読み込み直します。
- それでも困るときは、家族やお店の人に相談します。
お金の入力をしてしまったかもと思ったら
もし入力を進めてしまっても、できることがあります。
登録が完了したというメールが、届いていないか確かめます。
クレジットカードの請求も、こまめに確かめます。
身に覚えのない請求があれば、カード会社に連絡します。
不安なときは、消費者ホットライン188に相談できます。
「188」は、全国共通の3桁の電話番号です。
次にまぎらわしいボタンが出たら、すぐには押さないでください。
広告かどうかを確かめてから、進んでください。