小さい文字を読み続けると、目が疲れます。
iPhoneには、画面の文字を声で読み上げてもらう機能があります。
指をすべらせる操作が難しいときの読ませ方もあります。
設定の場所と、それぞれの使い方を説明します。

読み上げ方は2つあります

読み上げの機能は、大きく2つに分かれています。

画面の読み上げは、いま開いている画面にある文字を読み上げます。
ニュースやメールを、最後まで聞き流したいときに向いています。

選択項目の読み上げは、自分で選んだところだけを読みます。
長い文章の中の、一部分だけ聞きたいときに向いています。

どちらか片方だけをオンにしても使えます。
まずは「画面の読み上げ」から試すと分かりやすいです。

読み上げを使えるようにする

どちらも、同じ設定の場所にあります。

「アクセシビリティ」は、iPhone を見やすく使いやすくする設定の集まりです。
読み上げも、その中のひとつとして置かれています。

  1. ホーム画面で「設定」アプリを開きます。
  2. アクセシビリティ」をタップします。
  3. 「視覚サポート」の中の「リーダーと読み上げ」をタップします。
  4. 使いたいほうをタップして、オンにします。

画面ぜんぶを読んでもらう

画面ぜんぶを読ませる方法は、3とおりあります。
はじめの2つは、「画面の読み上げ」をオンにしてから使います。
3つ目のSiriに頼む方法は、オンにしていなくても使えます。
ただし、Siriを使える状態にしてある必要があります。
指をすべらせる操作が難しいときは、2つ目か3つ目が向いています。

1. 2本指で、上から下へなでます

読みたい画面を開きます。
画面のいちばん上から、指2本を下へすべらせます。
これで読み上げが始まります。

指2本をそろえるのがコツです。
うまくいかないときは、画面のもっと上のふちから始めてください。

2. 画面にボタンを出しておきます

指をすべらせる操作が難しいときは、ボタンを出しておく方法があります。
このボタンを「読み上げコントローラ」と呼びます。

  1. 「設定」→「アクセシビリティ」→「リーダーと読み上げ」を開きます。
  2. 「画面の読み上げ」をタップします。
  3. コントローラを表示」をオンにします。

画面の端に、丸いボタンが出るようになります。
使っていないあいだは、薄く表示されます。

このボタンをタップすると、横長の形に開きます。
中の再生ボタンをタップすると、読み上げが始まります。
読み上げを止めるときも、このボタンを使います。

3. Siriに頼みます

声で頼む方法もあります。
「Siri」は、話しかけて iPhone を操作できるしくみです。

Siriを呼び出してから、「画面を読み上げて」と話しかけます。
手を使わずに始められる方法です。

選んだ文字だけ読んでもらう

一部分だけ聞きたいときは、こちらを使います。

先に「選択項目の読み上げ」をオンにしておきます。
そのうえで、次のように操作します。

文字を選ぶと、選ばれた範囲の両端に青いつまみが出ます。

  1. 読みたい文字を長押しします。
  2. 両端に出たつまみを動かして、読ませたい範囲を決めます。
  3. 出てきたメニューの右端にある矢印をタップします。
  4. 開いた一覧の中から「読み上げ」をタップします。

はじめに出るメニューに「読み上げ」は入っていません。
一覧を開くと出てくるので、その中ほどを探してください。

声や読む速さを変える

読む速さが合わないと、聞き取りにくくなります。
速さと声は、あとから変えられます。

  1. 「設定」→「アクセシビリティ」→「リーダーと読み上げ」を開きます。
  2. 読み上げ速度」のスライダー(速さを決める横の棒)を動かします。
  3. 声を変えたいときは、「」をタップして選びます。

スライダーの左端に亀、右端にうさぎの絵があります。
亀のほうへ動かすとゆっくりに、うさぎのほうへ動かすと速くなります。

読み上げているところに色を付ける

いま読んでいる箇所に、色を付けて示すこともできます。
目で追いながら聞きたいときに向いています。

  1. 「設定」→「アクセシビリティ」→「リーダーと読み上げ」を開きます。
  2. 「画面の読み上げ」をタップします。
  3. 強調表示」をタップして、色やスタイルを選びます。

読み上げを止めたい・切りたいとき

読み上げが始まってしまい、止め方が分からないことがあります。
画面の端に薄く出ている丸いボタンをタップすると、横長の形に開きます。
真ん中の一時停止のボタンをタップすると、読み上げが止まります。

読み上げを終わりにして、ボタンも消したいときもあります。
開いたコントローラの右端にある3つの点をタップします。
出てきた中の「停止して非表示」をタップします。

丸いボタンが見当たらないこともあります。
そのときは「設定」→「アクセシビリティ」→「リーダーと読み上げ」を開きます。
「画面の読み上げ」の中の「コントローラを表示」をオンにします。
次からは、このボタンで止められます。

もう使わない場合は、設定から切っておくと安心です。
同じ「リーダーと読み上げ」の画面で、次のようにします。
「画面の読み上げ」と「選択項目の読み上げ」をオフにします。

読んでみたいページを開いて、一度試してみてください。
2本指とコントローラの、使いやすいほうで始められます。